• 鉄道ファン 写真・旅行・コレクション
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しまんトロッコでの鉄道旅行には味があります

しまんトロッコでの鉄道旅行には味があります

昨今、日本の各地でトロッコ列車がアピールされ、観光客の呼び寄せに一役買っています。
そのトロッコ列車の日本での元祖は、四国の清流しまんと号なのです。
1984年に、高知県と愛媛県をまたぐ予土線で、無蓋貨車に簡単な屋根と座席を設置した車両を列車につなげ、トロッコ清流しまんと号として運行したのが最初なのです。
それ以降、いろんな地域の鉄道で、トロッコ列車が盛んにきました、
そういったトロッコ列車の大半は客車を改造したものですが、もともとは貨物輸送の貨車を改造"したトロッコ列車は、トロッコ清流しまんと号であったのです。
2013年にリニューアルされ、今は、しまんトロッコの名前で運行されています。
ただ、清流しまんと号では普通列車として走っていたのですが、しまんトロッコは、全区間全席指定席となっています。
列車の壁が無い状態ですので、雨が降っている日は、ビニールで覆うことになっています。
また、トンネルをくぐるときは、裸電球にカバーをしただけの照明ですので、暗くなるのは避けられません。
ただ、それがノスタルジアをかき立ててくるのです。
ゆっくりと走るのですが、元来は貨車でしたので、揺れは小さくありません。
昔ながらの鉄道旅行の醍醐味を満喫できます。
鉄道ファンならずとも、旅行の良き思い出になることでしょう。