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くしろ湿原ノロッコ号で味わえる鉄道ミニ旅行

くしろ湿原ノロッコ号で味わえる鉄道ミニ旅行

釧路湿原は釧路市の北部に広がる日本最大の湿原で、釧路川が大きく蛇行して流れる雄大な景色や、タンチョウを始めとする多くの鳥類を眺められる場所として人気の高い観光スポットとなっています。
湿原を縫うように走る鉄道では、くしろ湿原ノロッコ号が走行しています。この鉄道にはJR釧路駅を始発として終点の塘路駅まで合計8つの駅があり、各駅間をゆっくり走行しながら釧路湿原の中を横断しています。
列車の窓は観光用に大きく作られており、どの座席からも外の景色がよく見えるようになっています。また、5つある車両のうちの4車両は展望車で、6人掛けのボックス席や2人掛けのベンチがあるため、グループやご夫婦、カップルなどで旅行をされる方におすすめです。
くしろ湿原ノロッコ号の沿線には見所や撮影ポイントがたくさんあります。遠くに見える阿寒連邦や湿原を彩る季節の花、水門や湖、湿原に集まる様々な動物、釧路川でカヌーを楽しむ人々など、列車はそれぞれのポイントで減速してくれますので、ゆっくり景色を眺めたり、カメラで撮影することができます。
鉄道ファンに人気があるのは、釧路湿原駅を過ぎてから現れる大きなカーブです。後方車両に乗車していると列車が大きくカーブを曲がる様子がよく見えるため、撮影ポイントとして人気を呼んでいます。